証券会社で働いた知識と経験を活かして、投資・資産運用に関する情報を中心に役立つ情報を発信します。 資産運用に精通した公認会計士として個人投資家向けに有用かつ実践的な知識・情報をコラム、セミナー、書籍、ブログ等で提供。 株式会社マーケットチェッカー取締役として株式投資スクリーニングソフト「マーケットチェッカー2」の開発にも関わる個人投資家でもある。 ストップエントリー注文 自動で新規注文する設定をしたいとき(予約注文) FXでは値幅によって損益が変動するので、少しでも有利な価格で約定させたいというのが、トレーダーの気持ちでしょう。 指値注文では、事前に注文が予約できるので、仕事中や外出中でも指定した価格に到達すれば取引ができます。 また、価格を指定しない成行注文に比べて、有利な価格で注文できるメリットもあります。 24時間相場を見続けることは難しいですが、指値注文・逆指値注文を使うことで、相場を見なくても希望価格での注文が可能になります。 逆指値注文のメリット 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。 ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。 著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)がある。 さらなる上昇も期待したいけれど、万が一の急落に備えて最低でも400円の利益は確保したい、と考えたとしましょう。 指値(さしね)注文と逆指値注文は、名前が似ているため混同されがちですが、その目的と動作は正反対です。 いずれの取引アプリもPC専用の取引ツールと遜色ないものとなっており、画面数タッチで注文を済ませることが可能なので、スマホアプリの方を好んで使われる方も多いかもしれません。 一見すると「なぜわざわざ不利な価格で?」と感じるかもしれませんが、この仕組みがリスク管理や利益追求の場面で絶大な効果を発揮します。 2 逆指値注文とは 結果として、株価が天井を打って下落に転じ、せっかくの含み益が大きく減少したり、最悪の場合は損失に転じてしまったりすることも少なくありません。 いわゆる「利食い千人力」という相場格言があるように、含み益は確定して初めて本当の利益となります。 例えば、現在価格が1,000円の銘柄を買い保有しており、1,200円になったら利益確定し、900円まで下がったら損切りしたい場合。 逆指値注文だけでは損切りにしか対応できないため、場を見ていないと、株価が大きく上昇した場合に利益確定することはできません。 スリッページが発生する可能性がある エントリーした銘柄が順調に株価上昇していった場合に、多少値下がりしたとしても一定の利益を確保したい場合にも逆指値注文を使うことができます。 また、売りの逆指値注文は、下落相場で強く売られている銘柄が直近安値を割り込んだ場合にトレンドフォロー(順張り)で空売りエントリーする際にも使われます。 売りの逆指値注文は、「株価が○○円以下になったら、売りの指値(または成行)注文を出す」というものです。 具体的に言うと、逆指値買い注文は現在の価格より高い価格を指定し、逆指値売り注文は現在の価格より低い価格を指定します。 つまり、逆指値注文は、時間的な制約がある投資家が、市場の急変リスクから資産を守り、同時に投資機会を逃さないための、まさに「お守り」のような存在なのです。 この例では、価格は102.80円を超えて上昇していますが、再び価格が102.80円より下回っているので(赤線で表示)、利益が発生してます。 【対策】この「ダマシ」による不要な損切りを避けるためには、損切りラインの設定に少し「遊び」を持たせることが有効です。 FXでの指値注文は安く買ったり高く売ったりすることができますが、その特徴を使って利益確定の注文を入れることもできます。 多くの証券会社では、逆指値の条件が成立した瞬間に「成行注文」として執行する方式を採用しています。 逆指値注文の仕組み ただし、各証券会社のアプリによって操作画面のインターフェースや注文手順は異なります。 初めて利用する際は、各社のウェブサイトにあるマニュアルやヘルプガイド、チュートリアル動画などを確認し、いざという時に慌てずに操作できるよう、事前に使い方に慣れておくことが重要です。 ③ ボラティリティ(価格変動率)を考慮して決める銘柄によって、日々の価格変動の大きさ(ボラティリティ)は異なります。 値動きの激しい銘柄で損切りラインをタイトに設定しすぎると、短期的なノイズですぐに損切りされてしまいます。 そこで、ATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)といった、その銘柄の平均的な値動きの幅を示すテクニカル指標を参考にします。 例えば、「直近の安値からATRの2倍分離れた場所に損切りラインを置く」といった設定をすることで、意味のない短期的な値動きに振り回されるのを避けることができます。 ① 損失の拡大を自動で防げる(損切り) 逆指値注文は、守り(損切り・利益確定)だけでなく、攻め(新規買い)の場面でも大きな力を発揮します。 特に、上昇トレンドの発生を捉えて投資する「順張り(トレンドフォロー)」戦略との相性は抜群です。 株価が順調に上昇していると、「まだ上がるかもしれない」「もっと利益を伸ばしたい」という欲望が生まれ、なかなか売り時を判断できません。 株価が以前つけていた最高値を抜けて上昇する(年初来高値、上場来高値)、いわゆる「相場の新展開」のところを狙う場合にも、逆指値注文はおすすめです。 株式の売買は買い手と売り手がいて初めて取引が成立しますので、極端な話、現在の株価が100円でも、150円を提示する売り手しかいなければ、取引価格は150円になります。 成行注文とは売買する価格を指定せず、「いくらでもいいから今すぐ買いたい(売りたい)」という注文方法です。 ただ、事前に損切りルールを決めておくことで、相場急変時に判断が遅れるリスクを減らせます。 逆指値買いは、事前に損切り水準と投資金額を決めておくことが重要です。 約定価格の不確定性 ドル/円のチャートにて、あらかじめ成行注文で146.221円で買ったポジションを、146.300円の指値注文で決済します。 トレンドフォローとは、チャート上昇時に買って売る取引、またはチャート下落時に売って買う取引を指します。 不利な方向への注文とは価格が上がった時に「買い」を、価格が下がった時に「売り」を指定する注文方法です。… Seguir leyendo 指値と逆指値って何?初心者向けの使い方をわかりやすく解説